イーディスはウルリケに

自分は蛙姫で化け蛙は家来だと伝えました

にわかには信じがたいその真実を

ウルリケは受け入れる事が

出来ませんでした

「は?意味が分かんない、何蛙姫って」

「君人間でしょ?」

「正真正銘混じりっ気無しの」

「ていうかそれ明らかに人さらいだよ」

「君こいつらに騙されてるって!」

「目を覚ましなさい!」

「きっと今ご両親は心配しているはず!」

「しかも人魚が一枚噛んでるんでしょ?」

「だめだめ!私みたいになっちゃうよ?」

「お姉さん昔ね好きな人が居たんだけど」

「人魚のせいでその人死んじゃったの」

「わかった?きっと君も不幸になるよ?」

「さぁ今からでも遅くない!」

「普通の生活に戻りなさい!!」

「お姉さん森の出口まで」

「ばっちり案内してあげるからさ!ね?」