「あっ・・・」

マリは口をぽかりと開け

イーディスのお尻を突付きました

「やめっ!尻尾触んないで!こらっ!」

「違います姫様!あれ、あれ見て下さい」

ウルリケの家の軒先に

何やら見覚えのある物が二つ

ぶら下がっていました

「ウルリケ殿、あれはなんでござるか?」

「これはこれはイーディス殿」

「あれは化け蛙でござるよ」

「野垂れ死にし落ちていたのを拾って」

「まぁ・・・あんな感じでござるさ」

「えっ!死んでるでござるか!?」

「冬眠とかじゃなく本気で!!?」

「ちょっ!マリちゃん!やばくねぇ!?」

「やばくねぇでござるくねぇ!!?」

「何を慌ててるでござるかイーディス殿」

「あの化け蛙が何か・・・」

「はっ!よく見るとマリ殿も・・・!!」