「えー、アルキ君の下着も無事ここに」

「ブリブリされずに返ってきたので」

「話を進めましょうか」

「十五少年少女失踪奇に関わっている」

「可能性のあるあなた方に伺います」

「まずは人魚さん」

「あなた・・・工房ウッドストックの」

「VIP顧客らしいじゃないですか」

アルキ少年はその股上の浅い下着から

溢れ出ようとしているブラックサバスを

異性に見られまい見られまい、と

必死に隠し、伏せ目がちに顔を赤らめ

プラティ探偵の後ろに隠れていました

「はぁ?私そんな闇の組織となんか」

「ぜーんぜん関係ないですよーだ」

黒胡麻はアルキ少年の

ホワイトスネイクに海水をかけて

ものすごくわるーい顔をしておりました

「・・・言い方が悪かったですね」

「あなたいつも獅子頭に魔法の杖を」

「仕立ててもらっているでしょう!!」

「獅子頭の杖を買った少年少女達が」

「次々と姿を消しているんですよ!!」

「あなた何か知っているでしょうよ!」