「はっ!思い出したぞ」

「この香りは・・・ルーピン」

「君なのか!ルーピ・・・」

キネウムが気づいた時には

もう手遅れでした

早芝の上に馬乗りになったルーピンが

早芝の唇を奪おうとしていたのです

早芝とも子は思いました

うお・・・まじかよ

めっさカッコいいじゃん

え?いいの?ガチで?

本物の王子様じゃん!

キネウムなんて目じゃないよ

本当の王っぐ・・・

それはとても短い時間でした

どの位短いかと言うと

キネウムが幼少期の記憶から

今の危機的状況を察知し立ち上がり

暗がりに輝くティーカップを見つけ

あれ、なんでこんな森の中にあんな物が

いやそんな事より早芝さんが危ない

このままでは妊娠してしまう

でしょ?父上!!と思いながらも

ルーピン大人っぽくなったな

5年ぶりだろうか・・・

ぷぷっ相変わらず天パだよ

焼きソバみたい、という感じです