若葉色の神馬達よ

君達はきっと自由を欲し求め

こんな所まで来てしまったんだろう

だが私達にとってそれは

最悪の事態しか生み出さず

死を覚悟した時も度々あったけれど

今はそんな事どうでもいい

早くこっち来なさい

しかもさり気なく優雅に

さながら私は月のお姫様

そしてあの木の上で私を見守っているのは

月の使いの者達

さぁ早く

早く来ないと神通力で雷落として

馬刺しにすっからね

大丈夫、可愛いからその着ぐるみ

全然恥ずかしくない

むしろ君達は蛙だ

胸を張ってさぁ!