「生食の蛇頭集団榎茸か・・・」

頭を振り嘆く王子の顔を

初めて薄目で見たイーディスは

あまりのかっこよさに

失神しそうになりました

「最近騒がしくなってきた奴らですね」

「確か北門の方だと思ってましたが」

「知らせておきますか?王子」

「あぁ、我が領地で好き勝手させるものか」

「行くぞアンプ、ユニ、カラタ」

「あっ・・・王子、この子どうします?」

「もちろん我が城で手厚く・・・」

イーディスははっとし

抱かれていたユニの腕の中から

飛び起きました

「わ・・・私早く帰らなきゃ」

「もう大丈夫ですから!」

「ちょっとお尻叩かれた位なので!」