「はい、もうおっけーです王子」

「ところで大丈夫君?誰にやられたの?」

「こんな非人道的な事をする者など」

「あの集団しか考えられない・・・」

「きっと病原体集団紅天狗茸の仕業だ」

うなだれたイーディスは王子様の言葉に

ぴくりと体を震わせました

「いやいや王子」

「案外人工培養集団火焔茸の奴等かも」

「私は謎の搾乳集団鬼燻の線も・・・」

「あんた達ね」

「傷口をほじる様な事するんじゃないの」

「この子可哀想じゃない!」

「さっきから体引きつらせて・・・」

「ユニ、最初に君が振ったんだろう」

「あたしは女だもん、ねぇ?」

「はっ・・・ぐふん・・・」

「あ・・・あの・・・ぐすっ」

「多分・・・榎茸の奴ら・・・かも」