「はぁはぁ・・・」

「どうやってつければいいんだこれ」

キネウムは頑張って拾ってきた翼を

蒼井の背中につけてみましたが

どうやってもつきません

「ばっかだなぁーこの淫乱王子」

「そこを押しながら一旦浅く入れて」

「一気に突き上げるんだよ」

「全くもうっ」

どこからともなく聞こえてきた

あの可愛らしい声に従い

キネウムはやってやりました

「そしたら翼を広げて」

「太陽光をいっぱい当ててね」

「あー・・・あとどうしよっかな」

「これ教えていいのかなー・・・」

「はっ!なんですか!?」

「教えて下さい師匠!!」

「ぶふふっ・・・いいだろう・・・」

「その前に師匠では無く」

「愛の伝道師と呼んでくれたまえ君!」

「はい!愛の伝道師様っ!!!」

外界から見るキネウムの姿は

明らかに変態さんその物だったと

ガードレールに巣食う

みの虫達は口々に言いました