その人は私より身長は全然高くて背伸びをしてやっと顔に届くくらいだった。




「カナちゃん凄いね」




「ね、ね、言ったでしょ?」




その人は私とカナちゃんの会話を不思議そうに見詰めていた、




私は少し経って我に返りその人から離れた




「ふふっ、なんか楽しそうだね」




私が俯いているとその人はニコッと笑ってそのままクラスの部屋へと行ってしまった。




その日の先生達からの話は終わり
やっとお待ちかねの部屋へ