「あ、のお名前聞いてなかった……ですよね(´•ω•`)」


「……黒石潤」


「玉蔵千代です、よろしくお願いします」


黒石先輩はとても無口な人なんだなぁっていう印象を覚えた


「とりあえずもう用事は終わっただろ。帰るぞ千代」


「え?あ、うん!」


如月くんに手を引かれて生徒会室を出ようとすると、反対側の手を誰かに握られた


「だめー、今日は俺と寝てよー」


根元先輩だった


「おい、離せよ。千代は俺と寝るんだから」


「ま、待ってよ!僕は今日から一人で寝るんだから(இ௰இ`。)」


「やだー、千代と寝るのー!!」


駄々をこねる根元先輩


「だめだ、真が1回こうなっちまうともう誰も止められねぇんだよ諦めろ」


「えええ、業火先輩無責任です(இ௰இ`。)」


如月くんはめげずに手を引っ張るし、根元先輩も手を離さない。私、どーなっちゃうの!?