朝のイケメン君こと雅さんを知らなかったのは私だけだった。
入学式のため体育館に入って椅子に座っていたらいきなり女子達が悲鳴をあげだした。
「「「きゃああああ」」」
「「瑠衣様と裕翔様よーー!」」
「「こっち向いてー!!」」
何事かと思い女子の視線の先を見ると、朝助けてくれた雅さんと、もう1人男子がいた。その男子もなかなかかっこよかった。
わお。すごいな。もう1人の男子は笑顔で女の子達に手を振っているけど、雅さんは無視を貫いている。
それでも「瑠衣様クールだわ」とか言ってる人がいるし人気なんだろう…
「あの人なんて名前だろ?」
ふと呟いたら隣に座ってたショートカットの女の子が、驚いたように私を見てきた。
「あ、あの?」
「あなたあの2人のこと知らないの?」
「はい。雅さんの方は朝会ったから知りましたが、もう1人の方は知りません。」
「え?じゃあ今日まで2人のこと知らなかったの?」
「はい。」
中学校違うし当たり前だよね。
入学式のため体育館に入って椅子に座っていたらいきなり女子達が悲鳴をあげだした。
「「「きゃああああ」」」
「「瑠衣様と裕翔様よーー!」」
「「こっち向いてー!!」」
何事かと思い女子の視線の先を見ると、朝助けてくれた雅さんと、もう1人男子がいた。その男子もなかなかかっこよかった。
わお。すごいな。もう1人の男子は笑顔で女の子達に手を振っているけど、雅さんは無視を貫いている。
それでも「瑠衣様クールだわ」とか言ってる人がいるし人気なんだろう…
「あの人なんて名前だろ?」
ふと呟いたら隣に座ってたショートカットの女の子が、驚いたように私を見てきた。
「あ、あの?」
「あなたあの2人のこと知らないの?」
「はい。雅さんの方は朝会ったから知りましたが、もう1人の方は知りません。」
「え?じゃあ今日まで2人のこと知らなかったの?」
「はい。」
中学校違うし当たり前だよね。