しばらくして大きな門の前で車が止まった

「でかい。。」
「早く降りろ。部屋まで一に案内させる」
「え、私ここに泊まるの!?ちょっ」
「優しい俺が親と喧嘩して帰れない可哀想なお前を助けてやるよ」

上から目線すぎない!?当の本人はニヤって笑って中に入ってったし。

「何なのあの人」
「ごめんね。凛ちゃん、陵さ口下手だから上手く伝えられないんだよ。陵なりの優しさだからさ、分かってあげて?ねっ?」

そんなカッコいい顔でお願いされたらもう許すしかないよ
「一さんが謝ることじゃないですよ!泊めてもらってありがとうございます」
「ぜーんぜん!じゃあ部屋行こっか」