翌朝

昨日の放課後について、特に美里から聞かれることは無かった

まあ、聞かれたらどう答えるべきかわかんないけど

そして、普通にご飯を食べて入浴して、勉強してテレビを見て歯磨きして

いつも通りの朝を迎えた

「うーん。よくねたぁ」

ベッドの上で欠伸をしつつ起き上がる

聖理奈は朝ごはんの当番だからと、今日は早めに起きているはずだ

因みに、昨日は聖理奈が朝起きてみたら、当番のはずの美里が起きていなかったんだって

で、一回起こしてみたけど起きなくて、諦めてあたしを起こして服を預けたんだそう

美里って、意外にお寝坊さんなんだね・・・・・・

「ええと、ゴスロリ着物はー・・・・・・」

今日の朝に例のミッションがある

なので、さっさとライサの森に行かなくてはならない

暴れたい・・・・・・けど、暴れたら暴れたでほかの人たちを傷つけちゃう

二度と、誰も傷つけないようにしなくちゃね・・・・・・

あの時のようなことに、ならないように・・・・・・・・






「おはよう」

「はよ」

「おはよー」

リビングで二人に挨拶をする

既に着替えていて、髪までちゃんとセットされていた

準備万端

「さあ、行きましょうか」

「そうだな」

「よーしっ、頑張るぞー!」




「おはようございますっ!」

中庭にテレポートしたあたしたち三人

中庭には既に、ほとんどの人が揃っていた

陸先輩、結斗先輩、紅梨先輩、紗奈先輩

来てないのは、悠と和也先輩だけかな?

「おはよう、三人とも」

「おはようございます」

「おはよです」

それぞれ挨拶を交わす