「今どきの若者が、ストレートパーマを知らないなんて・・・・・・!」

「有り得ん・・・・・・」

「???」

この2人は何を言ってるのかな?

「ま、それを知らないってことはかけてないってことね」

「そうだよな」

「?????」

わからん

あ、みんなは知らないよね・・・・・・あたしの髪色

ただいま、黒です

なぜって、日本人の名前なのに、黒髪じゃなくてレモン色って、ちょっと不思議じゃん?

だから、魔法でちょいっと変えたのだ!もちろん、目の色も黒ね!

・・・・・・危うく、ギンギラの銀にしそうになったけどねー・・・・・・

「さ、いいわ」

「おー。さすが聖理奈」

「どうってことないわ」

「わ、すごい」

さっきまでボッサボサだったはずの髪は、見違えるほど綺麗に整っていた

櫛で整えるの、上手いなぁ

「聖理奈の髪って、ロングで内側にカールしてるよな」

「ええ、そうね。美里はセミロングでストレートでしょ?」

「そ。一番長いのは彩音だな」

「た、確かに」

いつの間にやら髪の話になった

「あ、急がないとまずいわ」

「そうだな。紅梨先輩にどやされる」

「紅梨先輩に?」

紅梨先輩、起こると怖かったなぁ・・・・・・

昨日判明したんだけど

「行きましょう。あ、これチョコレートよ」

「んん?」

聖理奈から何かを手渡された

なにこれ?このパッケージ・・・・・・見たことないな

「これ、無限属性の人がただのチョコレートの菓子に魔法をかけたのよ」

「あ、なるほど」

つまり、このパッケージの中に、同じ種類のチョコレートが無限に作られるってことか!

あったまいいね!