闇のオーラは消えてる

あの女性が消えると同時に消え去った

でも

ごめん・・・・・・もう無理だ

最後に

これだけしとかなきゃ、後々ヤバイから

「朧な夢よ・・・・・・虚空の妄想よ」

ね?そうでしょ?

「その姿・・・・・・我思うがままに姿を変えよ」

その瞬間

三人はその場に崩れ落ちた

「ごめんね・・・・・・」

その様子を見て

あたしも静かに、目を閉じた











「彩音、大丈夫なんですか?」

「大丈夫よ。大分ダメージを受けてるけど、魔力もそう消費してないし」

「そうですか」

んー?なんか話し声が聞こえるなー

そう思ってうっすらと目を開けると、白い天井が見える

えーと

ここどこ?

ゆっくりと視線をずらすと、そこには見覚えのある顔がある

あ・・・・・・聖理奈だ!

「聖理奈ぁ」

呼びかけると、違う方向を向いていた聖理奈がはっと振り返った

そして、安心したような顔になる

「よかった・・・・・・気づいたのね」

どうやらベッドに寝かされていたらしく、周りには美里や花火、柚子、それに結菜、春香、杏奈もいる

由香里さんも、水野先生も勿論

みんな、揃ってあたしを心配そうに見ていた

「なんだよ・・・・・・心配させんなよ」

そっけなく言うけど、声がちょっと涙声だよ?美里さん

「ごめんね・・・・・・あたし達のせいで」

春香をはじめとする三人は、とても申し訳なさそうにしていた

「あー、別にあたしが独断で行っただけだし。それに、三人を助けたかっただけだから」

その言葉を聞いて、安堵のため息をつく三人