『てかそんなに傷負って家の人に怒られないの?』

なんで私こいつの心配してんだろ。

「え、あー怒られないよ」

変わった親もいるんだな。ちがうか、こんなに不良だったら手に追えないのかな。

『てか年齢近いよね?高校ちゃんと行ってる?』

「んーとね…」

なんて話し込んでいるとパンケーキと飲み物が運ばれてきた。

『オレンジジュースとか意外』

正直子供かよ!って思っちゃうんだけど…

「なにその偏見!ブラックコーヒーも飲めるからちゃんと!」

『はーいわかりましたよ』

そのあと私たちはおなかいっぱいにパンケーキを食した。