桜が大樹を包みこむ姿は 男が見ても綺麗だとおもった。 「…まじずりぃ」 智は桜の中にいる大樹にむかっていった。 「なんかいったか?」 「別に何も… ってか早くいかな遅刻になるぞ!」 そういって智が大樹を抜かして走って行った。