「あっ、このお茶美味しい。まだ腕上げたね、つぐみ」



目の前で私の入れた紅茶を飲んでいる女…



今、家には私とその女ただ二人



謙には帰ってもらいました、ややこしくなると思うので




「で?」



「でって?」



「何で帰ってきたの?今は女子高の寮に住んでるんじゃないの!?」



めぐみは私の幼なじみで、家がお向かい



昔からよく遊んだんだけど、高校の志望校が違うから最近会ってなかった




「久しぶりに幼なじみにあったのに何その反応?傷つくわねー」



「だから、何で?」



「んー?久しぶりにつぐみに会いに来たのよ」



「ほぉー」



それってつまり…






「つぐみーーーー!!」



バフッ



めぐみが私に抱きついてきた