私が最近はじめたアプリ「マッチングアプリ」。
マッチングアプリの良いところは両思いにならないとトークができないと言うところ。
この日も何気なしに「いいね!」「イマイチ…」に振り分けしていた。
ふと手が止まった。
加工が入ったプロフィール写真だったけど、かわいい系の顔立ち、住みは遠いけど1歳差で第一印象は真面目そうな子。
その子に一目惚れした私はすぐに「いいね!」をした。
「いいねありがとうございます。
よろしくお願いします!」
すぐに返事が返ってきた。
これが2人の出会い。
「なんて呼んだらいいですか?」
「みくとかみくちゃんとか適当に呼んでください」
「わかりました。みく呼びしますね。
りきとって呼んでください」
「わかりました。りきとって呼びます」
私の名前は岡田未来(もりた みく)。
そして彼の名前は尾形力斗(まつおかりきと)。
趣味の話、学校の話をして楽しかった。
「よかったらL○N○交換しませんか?」
「いいですよ!」
「ID:××××検索お願いします」
「わかりました!」
「追加しました!」
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
「こちらこそです。タメでいいですよ」
「じゃあ、お互いためにしましょ?」
「わかった!」
「あ、方言きついかもやからきつかったら言って」
「はーい」
「みく、何歳?」
「19だよー。りきとは?」
「17」
「年下かぁ。若くて羨ましい」
「なんで笑
俺は早く就職したい」
「それはうちも同じ!でも後1年学校やぁ」
「お互いがんばろ!」
「うんっ」
「ねぇ、電話できる?」
「うん。する?」
「したい!」
「じゃあ、かけるね」
♪着信音
「はい笑」
「なん笑いよん?」
「いや、笑」
「嬉しん?」
「うん//」
「嬉しんか。俺も嬉しいよ笑」
「うん///」
「てれちょー笑」
「うっさい笑」
「かわいいのー笑」
「いやいや笑」
「かわいいのー笑」
「んーん笑」
「かわいい笑」
「んー、、ありがとっ」
「うん笑」
その後色々な話をした。
「じゃあ今日はもう遅いから寝よっか」
「うん、わかった」
「おやすみ」
「おやすみ」
プープープー
電話が切れた。
5:58
「おはよっ」
7:00
「おはよー」
「おはよ!起きるの遅いね笑」
「遅くない!みくが早すぎるだけ」
「そーかな?
学校の日は早く起きんと間に合わん」
「いつも家何時に出よん?」
「6時50分頃かなぁ」
「はやいねっ。俺は7時30分」
「おそっ笑」
「まぁね笑」
8:00
「じゃあ授業行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
17:00
「学校終わった!」
「おつかれさま!遅いね。笑」
「部活してた」
「何部?」
「卓球」
「へぇー。意外。」
「そ?」
「うん。運動部かと思った」
「中学の時はバスケ部だったよ!」
「バスケ似合いそう」
「ありがと笑
みくは何部やった?」
「中学の時は吹奏楽部で高校は帰宅部でバイトしてた」
「あー、吹奏楽部っぽいわ。なんのバイトしてるん?」
「クリーニングの受付だよ!」
「へぇー。珍しいね」
「そーかな?因みに今もバイト中。笑」
「うん。何時まで?」
「19時まで」
「そっか。がんばって!」
「がんばるよ!」
「うん」
19:00
「バイト終わった!」
「おつかれさま」
「うんっ」
19:30
「家ついた」
「おかえりっ」
「ただいまっ」
「うん!」
「今日も電話する?」
「したいっ」
「じゃあ、ご飯とお風呂済ましてくる!」
「うちも早めに済ますね!」
「うん。じゃあまたあとで!」
「はーい」
22:00
「電話できる?」
「うんっ」
♪着信音
「はーい」
「はーい」
「「笑笑」」
「ねむたいー」
「はやから?」
「うん。ねてもいー?」
「えぇー」
「いい?」
「やだ。。」
「え、なんで?笑」
「なんでもー」
「なんでかー笑」
「なんでもー」
「言ってくれないと切るよ?」
「やだよー。。」
「じゃあ、言ってください」
「りきとと電話したいから」
「なんで?」
「りきとの声が聞きたいから」
「言えるじゃん笑」
「むぅ、笑」
「かわいいね笑」
「かわいくないから笑」
「はいはい笑」
「うん笑」
その後は今日1日の出来事などを話した。
24:30
「今日も学校やしそろそろ寝る?」
「うん」
「そっか。じゃあおやすみ」
「おやすみ」
「バイバイ」
「バイバイ」
「おやすみ」
「おやすみ」
「「笑笑」」
「おやすみっ」
「おやすみ、」
「みーく」
「ん?」
「だいすきっ」
「え?」
プープープー