「発表のとき、蜂谷みつけて嬉しくてさ。
おんなじ高校行けるかもしんねーって。
だから、受かってたときほんとに嬉しかった。
なんでそこまで蜂谷のこと考えてんだろって考えたんだけどさ。」

赤根が立ち上がり、麟華の前にたった。

「蜂谷が好き。
って答えが出た。
だから、俺の彼女になってほしい。」

固まったままの麟華の前に赤根がしゃがみこんでいった。