「ごめん!

今まで家にいなくて本当に悪かった。

麟華はまだ小さかったのに。

麟華とさえ(母親)を残して悪かった!

仕事の都合なのは本当だ。

ずっと、転勤とか海外に少し行ったこともあった。

だから、ずっと帰ってこれなかったんだ。

そのせいでさえに迷惑をかけた。

ストレスを沢山与えてしまった。

俺がいない間、家のなかがどうなっているのか、全くわからなかった。

だから、麟華がさえから暴力を受けていた
こと、知らなかったんだ。

二人でうまくやってくれてると思ってた。

麟華が苦しんでると思ってなかった。

全部俺のせいなんだ。

ごめん。」