学校に行っている時間は母親と顔をあわすことがなかったため、麟華の心は前よりも少し落ち着いていた。
そんなある日だった。
「お前明日から学校いくな。」
「え??」
思わず漏れた麟華のその言葉に母親の顔色が変わった。
「え、じゃねーだろ!ろくに勉強もしないで!そんなくそみたいな頭で高校行けると思ってんのか!」
母親が手に持っていたハサミを麟華に投げつけた。
ハサミは麟華の腕をかすった。
切れたところから血が流れて、ポタポタと床に落ちた。
そんなある日だった。
「お前明日から学校いくな。」
「え??」
思わず漏れた麟華のその言葉に母親の顔色が変わった。
「え、じゃねーだろ!ろくに勉強もしないで!そんなくそみたいな頭で高校行けると思ってんのか!」
母親が手に持っていたハサミを麟華に投げつけた。
ハサミは麟華の腕をかすった。
切れたところから血が流れて、ポタポタと床に落ちた。