“グレタ”というのも、お決まりのパターン。

煙草を吸って、学校も行かず毎日春華の家に入り浸り。

たまに学校に行くのは、給食の時間くらい。
それでも、午後からの授業が始まる頃には帰っていた。


「今日も行く?」という春華の問いかけに
『暇だし行ってみようか』と答える私。


午後からは、春華と2人で近くのデパートで
違う中学の子とつるんだ。


ただ、施設の決まりで門限は18時。


春華はそれを知っているから、
いつも私と一緒に地元まで帰ってた。




そんな生活を、中学卒業まで続けていた。