ガッシャーーーン! 「こるぁーー!」 『落ち着いてください!』 『警察呼びますよ』 これは、私が施設に入所するときに遡る。 児童相談所で、施設の先生を待っている時。 “また” 私の父は怒鳴り声をあげながら暴れ出した。 父がどんな話をしていたのかは知らない。 ただ、子供ながらに思ったことは父が警察に連れて行かれるということ。 ここから、私の壮絶な物語が始まる。