「鳳翔!ねぇ、鳳翔…!」





揺さぶると、やっぱり口角があがった。






「み、…お………これ…」








鳳翔がポケットから出したのは、白い封筒だった。








所々に血もついていた。








“美桜と白夜へ”






封筒にはそう書いてあった。