「…ぅいしょっ。こんちは~」


先生と目が合う。



「こんにちは…」


やばい、私…顔ニヤけてる。


でも嬉しい♪♪♪



私は先生の着ている白いワイシャツの左胸に付けてあった名前プレートをちらっと見た。



『宮田』


ますます私は心が踊った♪


こんなカッコイイ先生が担当なんて私めっちゃラッキーやん!!


楽しくなりそう♪♪



なんて思ってはしゃいでた。




――この時はね、


まさかあんなにも先生を好きになるなんて思わなかったんだ…。



ただ夏の間だけ楽しく勉強出来るだけだと



そう思ってた――…。