もうすぐ文化祭。


あたしは美術室で文化祭の飾りつけをしていた。


隣には理科室。

そして…


友輝がいた。



「あ~最悪」


「何が?」


やば…思わず声に出しちゃった。

「な、何でもない」


あたしは友輝を気にしながらも仕事をこなした。


絢音の、憧れの先輩と話しただの

のろけを聞かされたけど


そんなの聞こえないくらい友輝を見ていた。