「俺のせい?」

「晴斗が、こんな手紙書くからぁ!」

「え~……感動すると思ったのに~」

ーーカチンッ

カチンッってきたわ。

「晴斗死ぬ気だったでしょ!!」

「だって……ーー」

ーーチュッ

「……っ!」

あたしは、晴斗にキスをした。

寂しかったから、怖かったから……晴斗の温もりを感じられなかったから……

「「ハア……」」

「美緒……?」

ーーギュッ

「……!」

「怖かったっ……不安だったっ……晴斗と離れてしまうんじゃないかって思ってっ……」