「……っ!」

{俺は、幸せだったよ。世界一、いや、宇宙一の幸せ者かもな}

「あたしもっ……幸せだよっ……でもっ、晴斗いなくなるとあたしはっ……幸せじゃなくなるんだよっ……」

{本当に、ずっと一緒にいたかったな。死んだら、出来ねぇもんな……俺さ、美緒の全部大好きだけど、その中だと、可愛いとこかな?行動も、声も、なにもかも可愛くて大好き。あとは、優しいところ。いつだったか俺が風邪引いた時、薬持ってきてくれたり、怪我した時、大丈夫?って聞いてくれたり。それから……あれ、なんか目から汗が出てきた……}

「目から汗出てくるわかないじゃないっ……意地っ張り晴斗っ……」

{まあさ、字に書ききれねぇほど好き。いや、大好き。俺さ、やっぱり、死にたくねぇよ。美緒と、離れたくねぇよ。いろいろ迷惑かけちゃったから、たくさん恩返ししたい}

「……っ!たくさん迷惑かけてるのはっ、あたしじゃんっ……」

{俺、すぐ暴れちゃうから、美緒に迷惑かけたりして……ごめん、手が震えて字が……よく、ドラマとか小説とかでこいゆうシーンあるけど、こんな感じなんだなぁ}

「バカッ……笑えないよっ……」

ーーポタポタ