{美緒へ

こんな感じに手紙書くのって、恥ずいんだな。なあ美緒、美緒がこの手紙読んでる時って俺、死んでんのかな?生きてんのかな?それともまだ、手術中なのかな?分かんねぇや。でも意外と、死んでんのかもな}

「……!なによ、それ……」

{なあ美緒、今、泣いてるだろ?俺が心配で、どうしてこんな手紙を書くのかって}

「……っ!」

ーーポタポタ

{驚いた?美緒のことならなんでもお見通し。もし美緒に関するテストがあれば、100点の自信あるよ}

「ふざけないでよっ……」

{俺は、真面目だよ}

「……っ!本当にっ……お見通しだぁっ……」

ーープルプル