カランカラン

と落ち着いた鐘の音がオシャレな雰囲気をより一層深める。

「お好きなお席へどうぞー」

定員さんの呼び掛けとともに2人用の席へと向かった。

『紗奈はやっぱりブラック??』

いっつも砂糖も入れないんだよ?すごいよね尊敬するよね!

「…ん」

やっぱり大人っ!

「ご注文お伺いしますね」

「ブラックコーヒーと」

『オレンジジュースで!』

「かしこまりましたー」

オレンジジュースもそろそろ卒業しないとって思ってるけどやっぱり苦いからさ?なかなか飲む勇気出ないんだよね。

「んで、話って?」

あーはいはい、します。