哉「ほら、早くしろ諒たちのとこに戻るぞ」
夏「はーい」
真奈の元に戻ると抱きつかれた
夏「ぐへっ……ま、真奈ー?」
真「よかったね!哉碼くんと走れたじゃん!」
夏「え?あ、うん……よかった…!」
真奈にはなんの罪もないもんね……
真「お題はなんだったの!?もしかして“好きな人”!?」
ギクッ
す、鋭いぞ……
夏「えっとね……あ!“クラスの女子”だよ!」
哉「っ!?」
真「“クラスの女子”?」
夏「そうそう!哉碼くんってモテモテだから変に女の子と走ったら大変でしょ?だから無難な私だったの!」
ちょっと苦しい言い訳だったかな……?
真「そっかぁー!」
あ、結構いけた
体育祭の結果は私たちの赤ブロックの優勝!
放課後はクラスのみんなと焼肉を食べて解散になった