「美亜、おはよ~。って何それ?」 「知らない。靴箱に入ってた。」 「いじめとかじゃねぇの?」 緋勇が言った。 「大丈夫ですか?」 そう、大和が言った。 「大丈夫だし。別にいじめなんてどうでもいい。いじめとか、いちいち気にしてたら身が持たない。そんなことしてるくらいなら勉強しろっての。馬鹿馬鹿しい。」 「おぉ、毒舌。」