「ゆず、お待たせ」
先について、席に座っていたあたしたちの丸いテーブルに雄大がカバンを置く。
「なんかめっちゃ息きれてるよ!?」
「遅れそうだから急いだんだよ」
雄大は、1度はちらっとあたしをみたけどそれ以降は見ようとはしていないのがわかる。
そんなに、あたしのことが嫌?
何がいけなかったの?
百合さんのことがなかったら、一緒にいれたの?
聞きたいことがたくさんあったけど、どれも聞けるわけのない言葉ばかりだ。
「亜実ー、何たべる?」
ゆずがあたしにメニューを見せてくる。
「う、ん……」
目の前に置かれた広げたメニュー。
どれも食べたいなんて、思えなかった。
雄大がこっちを見てくれないことが、こんなに辛いなんて思わなかった。
「亜実?選ばないの?」
ゆずが不思議そうに首を傾げる。
「あ、これでいいや」
あたしが指したのは、目に付いた小さなサラダ。
「え!?これでいいの!?」
「うん、大丈夫」
先について、席に座っていたあたしたちの丸いテーブルに雄大がカバンを置く。
「なんかめっちゃ息きれてるよ!?」
「遅れそうだから急いだんだよ」
雄大は、1度はちらっとあたしをみたけどそれ以降は見ようとはしていないのがわかる。
そんなに、あたしのことが嫌?
何がいけなかったの?
百合さんのことがなかったら、一緒にいれたの?
聞きたいことがたくさんあったけど、どれも聞けるわけのない言葉ばかりだ。
「亜実ー、何たべる?」
ゆずがあたしにメニューを見せてくる。
「う、ん……」
目の前に置かれた広げたメニュー。
どれも食べたいなんて、思えなかった。
雄大がこっちを見てくれないことが、こんなに辛いなんて思わなかった。
「亜実?選ばないの?」
ゆずが不思議そうに首を傾げる。
「あ、これでいいや」
あたしが指したのは、目に付いた小さなサラダ。
「え!?これでいいの!?」
「うん、大丈夫」