毎年クリスタルのイベントはあるけど、全員が揃ってくるのははじめて。
春樹と勇次さんは毎年きていたけど、ほかのふたりは初めてだ。
「リュウとははじめてだよな」
信ちゃんが隣にいるボーカルのRYUの肩を叩く。
「ん?」
リュウさんが首を傾げる。
こっちでバンドやっていたときのボーカルは刹那さんだったから。
いまボーカルをやってるRYUとは初対面だ。
「兄がお世話になってます」
「え?兄?」
「春樹の妹の亜実です」
こうして春樹の妹として振る舞うのにも慣れた。
「あ!君が亜実ちゃんか!」
ぱぁっと笑顔になるRYU
春樹から、人見知りでクールな奴とは聞いていたけど、本当にそのようだ。
「これかもよろしくお願いします」
「こちらこそ」
RYUの手を離して、隣へと移動する。
「……はぁ」
RYUの隣にいるこの人は怪訝な顔。
「なにー?その顔ー」
「握手しに来なくていいって言ったろ」
「2周年記念だよ!?そりゃくるでしょー!」
春樹の手を取ってブンブンっと振る。
「痛いっての」
春樹と勇次さんは毎年きていたけど、ほかのふたりは初めてだ。
「リュウとははじめてだよな」
信ちゃんが隣にいるボーカルのRYUの肩を叩く。
「ん?」
リュウさんが首を傾げる。
こっちでバンドやっていたときのボーカルは刹那さんだったから。
いまボーカルをやってるRYUとは初対面だ。
「兄がお世話になってます」
「え?兄?」
「春樹の妹の亜実です」
こうして春樹の妹として振る舞うのにも慣れた。
「あ!君が亜実ちゃんか!」
ぱぁっと笑顔になるRYU
春樹から、人見知りでクールな奴とは聞いていたけど、本当にそのようだ。
「これかもよろしくお願いします」
「こちらこそ」
RYUの手を離して、隣へと移動する。
「……はぁ」
RYUの隣にいるこの人は怪訝な顔。
「なにー?その顔ー」
「握手しに来なくていいって言ったろ」
「2周年記念だよ!?そりゃくるでしょー!」
春樹の手を取ってブンブンっと振る。
「痛いっての」