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「亜実ちゃん！来てくれたんだ！」



百合さんが走って抱きついてくる。

百合さんがお店来てくれた次の週の月曜。
次の日が仕事が休みだからと、百合さんのお店にやってきた。



「わーい！座って！」



はしゃぎ気味にあたしをソファー席へと案内きてくれる。

見渡してみると、当然男性客の方が多いけど、中にはあたしみたいに女性客もいるようだった。



「結構女の子のお客さんもいるんですね」


「うちの黒服がなにかと人気なのよ」



百合さんがスタッフであろう、黒い服を身にまとって飲み物などを運んでいる男の人たちを指さす。



「確かにイケメンが多いかも」



ここは、女の子が可愛いだじゃない。
スタッフもイケメン揃いのお店だった。



百合さんは、いつもの美容院に来る格好とはもちろん違って、華やかなドレスを身にまとってる。

とても、似合ってて素敵だ。