「今日は、いい天気だよ」 「今日の朝ご飯、凜の苦手なものばっかりだったよ」 「寒くない?」 「凜、好きだよ」 「ねぇ、凜…」 「凜は?もう一回好きって言ってよ」 「前みたいに凜の笑顔たくさん見せてよ」


悲しかった。ツラかった。苦しかった。
前まであんなに元気だった凜が、こうして今、僕の目の前に横たわっている。
僕の問いかけに答えない凜を見ているのは、空しかった。

僕は、泣いた。毎晩泣いた。凜のことを思って泣き続けた。