SIDE泰地。


その頃。

みやこ「・・・・・」

泰地「・・・・・・」

槙と菜月め。
何かあるごとに、俺とみやこを二人きりにしやがって。
あーもう、こんなわざとらしく二人にされると余計、何話していいかわかんないよ。
ドキドキするし。

みやこ「ドラマ・・・始まったら前みたいに会えなくなっちゃうかな・・?」

今日も沈黙をやぶってくれたのはみやこだった。

泰地「うん・・・でも・・・」

みやこ「でも?」

泰地「・・・・・なんでもないや!」

みやこ「なんにもないんかーい!笑」

みやこが俺のおでこをポンとこずく。


みやことの時間は作るからね!


いつもとおり伝えたい言葉は飲み込んでしまったけど
心からそう思ってるからね。