「うわぁ〜!すげぇ〜!」
まるで、初めてきた遊園地かのようにはしゃぎまくる隼人。
「く…苦しい。」
「大丈夫か?桃代?」
心配そうに桃代の腰を撫でてくれる花梨に桃代は礼を言った。
「ありがとう花梨。さっきジュースを飲み過ぎたみたい…」
お腹を何度も揺すりながら何とか元気な姿を見せて、花梨を安心づけた。
そんな桃代達を無視するかのように、隼人が間に入り込んで来た。
「なぁーなぁーあれ乗ろうよ!」
指をさしながら
目を輝かせる隼人を見て、
隼人が指さす方に目線をむけた。
それを見た桃代も、一瞬にして目を輝かせた。