「はぁ〜〜〜」
教室のドアの前で大きなため息を漏らすと、和馬はゆっくりと教室の中に入った。
すると、そんな和馬を待ちくたびれた様に和馬の元へ走ってくる隼人が目に入ってきた。
「おはよ!和馬っ!」
いつもの笑顔で和馬に朝の挨拶をかわしてきたので、
「おはよー…」
と適当にそこは返した。
そして、黙って和馬をみる隼人をそのままにし、和馬は自分の席へと向かった。
何かあったのか…?
いつものような元気がない和馬の後ろ姿を見ながら、隼人は心配していた。
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