あまりにも桃代の返事が遅いので、隼人は不安がっていた。 なんだよ… 昨日ろくに寝ずに、やっと考え出した作戦だったのに… 俺一人じゃ無理だから、花梨ちゃんと仲がいい桃代となら、何とかなるのに… そんな不安をよそに、隼人悩んでいた。 そんな時だった。 「いーよ!協力するよ!!」 「えっ?」 この時の隼人には、桃代が輝いて見えていた。