「だから!協力してくれ!」 返事をしてくれない桃代に、隼人は少し苛立ちながらまた言った。 そんな、隼人を見て、桃代も苛立つ。 「いやいやいやー!!何を協力するのか、先に言わないと!」 腕を組みながら、上目線で隼人を睨み付ける桃代。 そんな桃代をみて、隼人は苛立ちを覚えていたが、 あえて、今は我慢をしていた。 今の隼人には、桃代の協力が必要だったからだ。