「う〜ん……」







今日学校でみた和紀の顔を頭に残ってしまって
ついつい考えてしまう。









「花梨ちゃんと、うまくいってないんか〜?」






ベットから天井に目を向けながら、そのことしか考えない隼人。









一応、隼人は
友達のことになると
ヒーロー的な事をしたくなるタイプなのだ。








なんとしても







俺があの二人をくっつかさせなければ。






それから、隼人は寝ずに


作戦を一人コツコツと
練っていた。