『今日、隼人くんと何話してたの〜?(^_^)』
宛てられたメールをじっと寂しそうに見つめる。
「はぁ〜」
小さくため息を漏らしながら、傷つく心を癒すかの様にして手慣れた手つきで、メールの相手に返信メールをうつ。
『別に、対した事じゃないし。
おやすみ。』
適当に、わざと冷たくそう打ち終えると、すぐさま送信ボタンをおして、携帯を閉じた。
本当は、もっと気持ちがこもったメールがしたいのに、花梨が隼人の話題しか出してこないので、楽しいメールができなかった。
「ねよ。」
ベットに疲れ果てながら、体をぶつけると、一気に深い眠りに入った。
そんな和馬の近くで携帯が振動しているとも知らずにー…。