「はぁ〜〜!?どうしたのはこっちのセリフ!」



呆れた声で夏樹が桃代に返した。




それでも、桃代の頭からは?マークは消えなかった。




「はぁ〜〜」




ため息を最初につくと、夏樹は呆れた目で桃代を見た。






「あのね〜あんたここで倒れてたの!」





…………







「えぇーーー!!!まぢぃ〜!!」



それを聞いた桃代は、考えてから叫びだした。







「まぢ!」



夏樹は冷静になりながら首を縦に振った。





「だ!誰も私が倒れてる所見てないよね!?」




桃代は、夏樹にしがみつきながら泣いていた。


だが、夏樹はそんな桃代に冷たく返した。


「誰か見てたら絶対騒ぎになってると思うけど…」




それを言われた桃代は、

「そっか」






と納得し、一旦落ち着きを取り戻した。