だが、そん桃代の顔を上げようと隼人は桃代の顎に手を当て、上にゆっくりと上げた。
桃代は、体をカチコチに固まらせていたので、抵抗したくても出来なかったー…。
もう桃代の頭の中は気持ち悪い隼人のせいで真っ白になっていた。
そして、隼人は桃代の隣まで自分の顔を近付け
桃代の耳元でー…
「俺が正々堂々しちゃっていいんだ〜」
と、強気で桃代の耳元で甘い声で呟いた。
それをされた桃代はというと〜
目をめいいっぱいに開けて、口からは泡がプクプク出ていた。
そんな桃代にまったく気付いていない隼人は、
「じゃあな!桃代ちゃん★」
と、ニコニコスマイルを見せると桃代から離れてどこかへ行ってしまった。