「へぇ〜〜」



顔に陰を作りながら、不気味な笑みを浮かべてきた隼人に桃代は額から汗をダラダラ流した。





「宣戦布告?」





桃代に近づきながら、さっきの事を聞いてくる。





「ぃ…ぃぇ」





さっきと裏腹に、桃代は怖い顔をした隼人に相当ビビりながら、ゆっくりと後ろに下がった












後ろには、あいにく下駄箱が邪魔をしてしまってこれ以上下がれなかった。






それに気付いた隼人は、桃代にどんどん近づいて来て






とうとう桃代の手前まで来てしまったー…。






二人の間は、わずか15センチしかなかった。