「あ〜〜〜!!!!!」





「なっ…なに!!!」






隣にいる四つ下の弟の巧に抱き着いてしまっていた桃代。





抱き枕と間違えて抱き着いてしまったことに恥をかいてしまった。






「うぇ〜!!!姉ちゃん気持ち悪いわあ〜!!」



直ぐさま巧は桃代から離れた。




「お前、巧好きやな!」





亮がリビングのソファーから桃代達をを見ながら笑っていた。







それを聞いた桃代は、耳まで真っ赤にさせて怒鳴りつけた。





「亮!うるさい!今の私はイライラしてんのっ!」




「あっ!また呼び捨てかっ」


「いーじゃん!うるさいな」




「お前がうるさいんやろ!」



いつもの様に亮と桃代の言い争いが続くいたが




「二人とも!うるさいっ」




台所で料理をしていた桃代の母のおかげで、おさまった。