聞こえていないのか、そのまま話し続ける隼人に、桃代はイラっとしてしまい、
つい大きな声を張り上げてしまった。







｢いい加減にしろー！！！｣



隼人は言った直後に体を震わせていた。




相当ビビったのだろうー…。



驚きながら桃代をじっと見た。




桃代は、息を切らしながら続ける。





｢あのねぇ〜、あなたね！なんか勘違いしてない！？｣






下から隼人を睨みながら聞いてみるが、隼人は無反応。