そして、人差し指を立てると自信ありげに答えた。
「それはな…恋だっ!!」
笑いを付け加えながら言った和馬に
「はっ!?」
と今だ理解していない隼人がいた。
「ンな訳あるか!」
はははと笑いながら和馬の肩を叩くと
和馬はムスと不機嫌な顔をしたかと思うと
何かを思いついた悪ガキみたいな顔をしたら
無言で隼人の腕を引っ張った。
「え…?どこ行くんだよ」
「いいから、ついてこい!」
笑う和馬の顔に
隼人は少し恐怖を覚えていた。
「よし!」
「よしって?」
隼人達がついた場所は
「B組になんか様か?
花梨ちゃんか〜」
B組の教室の前にいた。
「まぁー待ってろ!
花梨ーー!!」
教室のドアの前で中にいる花梨を呼んだ和馬。
隣にいた隼人は
和馬と同じく花梨達の方に目を向けたら
ドキッ
隼人の胸はまた鳴った。
そこには
「花梨ラブラブ〜〜」
花梨をおちょくる
桃代の姿があったからー…